スポーツの日をきっかけに考える運動不足

教育

10月の「スポーツの日」が近づいてきました。スポーツを楽しみ、健康で活力のある生活を送るきっかけになる日です。子どものころは体育の授業や部活動で自然と体を動かしていましたが、大人になるとどうしても運動の時間が減ってしまいます。9月中旬には東京で世界陸上競技選手権大会が開催され、世界各国のトップアスリートたちが100mやマラソン、跳躍など多彩な競技が行われました。テレビでスポーツ中継を見たり、大会での感動的な様子を見ると「少し体を動かしたいな」という気持ちになりますよね。

【年を重ねると自然と減る運動の機会】

小学校・中学校では体育の時間、休み時間、部活動で体を動かす機会がたくさんありましたが、卒業後は意図的に運動しないと体を動かす場面が極端に少なくなってしまいます。朝晩の通勤、家で過ごす時間、デスクワークなど座っている時間がどうしても増えてしまいます。「体力が落ちたかも」「ちょっと太りやすくなったかも」と感じる人もいるかもしれません。若いから大丈夫と思っていても少しずつ体の変化は始まっています。老化を感じる人のイラスト(女性)

【手軽にできるちょっとした運動】

運動というと「ジムに通う」「毎朝ジョギング」のような大掛かりなものをイメージする方もいると思います。でも大切なことは日常のなかでちょっと体を動かすことです。世界陸上で見たアスリートの姿に刺激を受けたなら、その気持ちを自分なりの運動に繋げてみましょう。

例えば、エスカレーターやエレベーターでなく階段を使う、通勤・通学で一駅手前で降りて歩く、お風呂あがりにストレッチをする、休日に散歩コースを変えて景色を見ながら歩くなどがあります。これらなら特別な準備は要らないし「運動したな」という満足感を得ることができます。

体の硬い人のイラスト体操をする親子のイラスト

【スポーツの日をきっかけに始めてみよう】

「スポーツの日」は、ちょうどいいリマインダーです。世界陸上のような大きな大会でアスリートたちの努力を見たりメダル争いのドラマを見ると「自分も動きたい、体を大事にしよう」という気持ちになる方もいると思います。そのモチベーションを無理せずに日常生活に取り入れることが大切です。少しずつ続けていけば「体力がなくなったな」と思うことが減ったり、ちょっとした疲れやストレスが和らぎます。10月にある「スポーツの日」をきっかけに「あ、これなら自分にもできるかもしれない」を試してみてください。

ウォーキングをする女性のイラスト

 

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