テーマ:「集団行動の苦手意識を克服する方法」
秋はイベントや行事が盛りだくさんで集団行動や大人数で行動したりするのが苦手な方にとっては、辛い時期ですよね・・・私もまわりに気を遣う方なので、集団の中にいると気疲れしてしまいしんどくなるときがあります。
別に一人でいても大丈夫だし、無理して集団の中に入らなくても特に問題ないと考えることがあっても、やっぱり困ったときに助けてもらえる仲間がいた方が楽だとか、大人数でいたほうが孤独感を感じずに済むなど、将来のために、集団行動の苦手意識を克服したいと考えるのは普通な感情だと思います。
今回は集団行動が苦手な人のために、少しでも集団行動の苦手を克服できるように、その対処方法をご紹介していきます。
《苦手意識克服:準備編》
まずは、いきなり大人数の集団の中に飛び込むのは大変だと思うので、心の準備から始めましょう!
① 全員と仲良くしようとしない(すべての人と合わせることは無理と知る)
集団行動が苦手という罪悪感から、かえって「みんなと仲良くしなくちゃ」「嫌われたらどうしよう…」などと考えてしまうこともあるかもしれません。しかし、同じ学校に入ったからといっても、育ってきた環境も、価値観もみな異なります。運動が好きな人もいれば、絵を描いたりすることが好きな人もいるように「気が合う人合わない人がいても当然」と考えると、気持ちが楽になり、集団行動に対するストレスが減ると思います!
すべての人と合わせて仲良くするのは、どんなに集団行動が得意な人でも不可能なので、「気が合う人と仲良くできればいいや」、「自分と同じ趣味の人が一人でもいたらいいな」ぐらいの楽な気持ちで考えるといいでしょう!
周囲に気を遣いすぎると、疲れてしまうだけです。全員と仲良くなる必要はありませんので、自分の気持ちを大事にしてくださいね。
② 居心地のよいコミュニティに参加して慣れておく
初めから大人数での集団行動を経験するよりも、まずは2〜3人程度の人数でコミュニケーションを取ることから慣れていきましょう。小人数のグループであれば、多数の人に気を使う必要がないので、1人ひとりと密にコミュニケーションを取る練習ができます。コミュニケーションそのものが苦手な場合には、まずは、小人数での集団行動を通して「ほかの人と協力できた」「知らない人と話ができた」と自信を付けられれば、その経験を大人数での集団行動にも生かせると思います。
他に、たとえば、同じ推しのアイドルや俳優・女優、アニメキャラクターやVTuberで作られたコミュニティへの参加もいいかもしれません。まずは共通の趣味や推しがいる気の合う仲間のなかで集団行動になれるのも一つの方法だと思います。まずは自分が好きな興味のある分野の集まりに参加してみて、集団行動への苦手意識を少しずつ減らしていくのも一つの方法です。
価値観の合う人同士であれば自分を理解してくれるし、理解しあえる相手とならきっと話が尽きなくなるぐらいおしゃべりできて何時間でも一緒に過ごせて、集団でいるのも楽しいなと思えるようになると、いつしか集団行動が苦痛ではなくなり、仲間と過ごす時間が楽しくなってくると思います。
《苦手意識克服:開始編》
いよいよ、大人数のグループの中に入り集団行動を始めることになった場合に、どんな行動をとるとスムーズに集団の中に入っていけるかをお話します!
① 集団行動が苦手だということを打ち明ける
はじめに、自分は大人数が苦手でとか、人見知りなんでとか、「集団行動は苦手で…」と打ち明けると気持ちが楽になります。
最初に「集団行動は苦手だ」と伝えておけば、周囲も無理にとは思わないはずですし、「実は私もなんだよ」という共感してくれる人もあらわれるかもしれません。最初にそういった人見知りキャラを自分で作っておくことで周りの仲間に協力を頼みやすくなったり、自然とまわりの仲間が助けてくれるようになると思います。
しかし、集団行動が苦手だと打ち明けるのは、少し気が引けるという方もいるかもしれませんね。そんなときは、新しい集団に入るときには必ず自己紹介のコーナーがあると思うので、そのタイミングで話すのが良いと私は思います。先に、自己紹介用の定型文を作っておいて、どの集団に入るときにも同じセリフを使いまわすことで、だんだんと自己紹介で言うことになれてくると思います。
苦手なことを公表するのをためらうことで、その後、ずっとつらい気持ちを我慢して集団行動をしていていくのも、自分が苦しくなるだけです。最初の少しの頑張りで、自分の苦手を打ち明けることで、その後の集団活動がとても楽になります。
最初の一歩が大事な一歩となります勇気をだして一歩踏み出してみてください。
② 集団の中に気の合う仲間を一人みつける
集団のなかに一人でも気のあう人や信頼できる人がいれば、大人数への苦手意識もかなり和らぎます。まずは1人でもいいので、気の合う仲間をつくり、そこから徐々に他人と交流する機会を増やして輪を広げてみるのはどうでしょうか。
輪を広げるときも、その一人の仲間からまた誰かを紹介してもらうこともできると、少しづつ仲間が増えていくと思います。
自分が心を許すことができた相手が信頼できる相手だったら、きっと仲間のことを信じることができると思います。
相談相手が一人でもいるだけで、集団行動への負担は大幅に軽減できるので、まずは一人の気の合う仲間をみつけてみることから始めてみましょう!
《苦手意識克服:継続編》
そして、いよいよ、集団行動にも慣れてきたところで、いつのまにか気づかぬうちに溜まったストレスによって体調を崩してしまうこともあるかもしれません。
無意識の気疲れが限界に達する前に、リフレッシュする時間をつくるようにしてみましょう!
① 1人の時間も大切にする(息抜きも大事)
普段から慣れない集団行動をしていると、どうしても精神的に参ってしまうシーンもありますよね。そんな時は、一人でゆっくりとくつろげる時間をつくるようにしてみてください。
集団行動が苦手と言う人が団体で行動するのは、精神的に無理をすることになります。休憩時間や休みの日は1人の時間を作るなど1日のなかで数時間でもリラックスできる時間を確保できれば、気持ちもリセットでき、モチベーションの維持にもつながります。みんなと一緒にいる時間と1人でいる時間のメリハリをつけて、集団の中でうまく過ごせるよう1人の時間も大切にしましょう。
推し活や趣味に没頭するのもいいですし、何も考えず1人でボーっと静かに過ごすのもいいと思います。気を張り続けずに息抜きすることも大切です!
私は、仕事がない日は、仕事のメールは見ないと決めてプライベートの時間を目一杯楽しんでいます。そして仕事に入ったら気持ちを切り替えるように、オンとオフをしっかり分けるようにしています!
《まとめ》
将来もしくは今、集団行動に不安をお持ちの方は、今回ご紹介した対処方法やポイントなどを参考に、出来るところからぜひ実践してみてくださいね。
今回の対処方法が少しでもみなさまのお役に立てたら幸いです!