テーマ:「片付けられる人になる方法」
年末の大掃除の時期が近づいてきましたが、みなさま片付けは好きな方ですか?
私は、始めるまでは腰が重いのですが、片付けを始めたら止まらなくなるタイプで、とことんやってしまい、後で腰が痛くなったりぐったりするタイプです(笑)。
片付けが得意な人もいれば、苦手な人もいるかと思いますが、「片付けられない人」と「片付けが上手な人」では、どんな違いがあるのでしょうか?今回のブログでは、「片付けられない人」を脱却して「片付けられる人」になるためのポイントについてご紹介させていただきます!
【ポイント1】片付ける場所、制限時間、ご褒美を設定する
片付けられない人の特徴の中に、集中力が続かずに片付けの途中で、気が散って別のことを始めてしまったり、途中でやめてしまう方がいます。
そんな特徴がある方の場合は下記のような方法を試してみましょう!
① 片付ける場所を絞る
一度に全てを完璧に片付けようとすると負担が大きくなり、片付けが中途半端になったり挫折しやすくなります。「今日はテーブルの上だけ片付ける」といったように、まずは、片付ける場所を絞りましょう。
これにより、片付ける場所が明確になり、集中して取り組むことができるようになります。また、一つの場所が片付くことで達成感を感じ、次へのモチベーションにつながります。
② 時間を決めて片付けをする
次に、時間を決めずに片付けを始めてしまい、気づいたら大事な予定を忘れていて、片付けの途中で気づいて別のことを始めてしまったり、ダラダラやっていたら途中で飽きてしまうなど片付けが中途半端になりやすいため、時間を決めて片付けに取り組むようにしましょう。
タイマーを使って、タイマーが鳴ったら一度作業を止めて、休憩をはさんでから続けると、集中力を維持しながら片付けを進めることができます。時間を決めて片付けをすることで、限られた時間内で集中して作業を進めることができるようになります。
③ ご褒美を設定する
片付けを先延ばししてしまう人の場合は、 片付けが終わったら好きなお菓子やアイスを食べる、片付けが終わるまでゲームはやらないなど、ご褒美や自分ルールを設定して、目標を決めて片付けに取り組んでみましょう。
【ポイント2】モノを分類する:不要なモノを捨てる
片付け上手は分類上手と言われるぐらい、片付けの基本は物を分類するところから始まります。片付け上手になるために、まず持っている物を分類して、本当に必要な物か不要な物か見分けることから始めましょう。要らない物を先に処分するとスペースに空きができるので、片付けがしやすくなるというメリットもあります!
①ゴミを捨てる
はじめに、ゴミ箱に溜まっているゴミや、捨てようと思って置いてある物から処分していきましょう。ゴミは大きく分けて、可燃ゴミ、不燃ゴミに分けられ、他にもビンや缶、古紙など種類ごとに捨てられる場所や日が決まっています。
地域ごとにルールが決まっているので、インターネットで調べてみましょう。
静岡市(参考)→https://www.city.shizuoka.lg.jp/gomi/s000668.html
②物の種類ごとにカテゴリー分けをする
片付けられない人は、学校の物から洋服、ゲーム、お菓子、雑貨、小物など、自宅に物がたくさんあるはずです。まずそれらをカテゴリー別に選別しましょう。分類が細かすぎると、片付けがかえって難しくなるので、大まかに分類しましょう。
例)学校関係・趣味(ゲーム類)・衣類・食品など
③「必要な物」と「不要な物」を選別する
続いて、それらを「必要な物」と「不要な物」に選別していきましょう。判断が難しいと感じた場合は、1年以上使用していない物は捨てるというルールを作りましょう。
いつか使うかもしれないなど、現時点で明確な用途が見つからない物は、「不要な物」に入れてしまいましょう。残しておいても何の価値も生み出さないため、思い切って捨ててしまうことが重要です。
【ポイント3】日ごろから物を減らす・増やさない、使ったら戻す習慣をつける
そして最後に、どうしても、まとめて片付けをしようとすると、部屋の散らかり具合を見るだけでモチベーションがダウンしてしまったり、負担が大きくなりがちです。片付けの負担が軽くなり、場合によっては片付けをしなくて済むような日常のルーティンについて、ご紹介させていただきます。
① 物を減らす・増やさない
物が多ければ多いほど、片付けは大変になります。不要な物を定期的に処分し、新しい物を購入する際は本当に必要かどうかを考えることが大切です。物を減らすことで、まとめて片付けする作業がなくなります。
物が無計画に増えないように、物ごとに必要な数を決め、その数をキープできるように物を循環させましょう。
特に、気付かぬうちに増えてしまいがちな物がある場合は、新しいものを買ったら、古いものを処分する、というように同じジャンルのアイテムは入れ替えていくことを意識すると物が増える心配がなくなります。
衝動的に物を買ってしまう癖がある人は、本当に必要なもの以外は購入しないようにすることが大切です。「あれば便利な物」は「無くても良い物」です。何か購入しようかと思ったときは購入する前に、自分の癖を思い出してみて、これ『本当に必要?』か、一度立ち止まって考えてみてください!
② 「使ったら戻す」を意識する
片付けられない人は、物を床に置きがちですが、これが部屋が散らかる原因です。使う場所の近くに収納スペースを決めて、使うたびに戻すよう習慣づけましょう。
収納ボックスを使って物を分類し、それぞれの物に「帰る場所」を作ることで、物が散らかりにくくなります。また、片付ける場所と物が結びつくように、収納ボックスに入れる物のシールや写真を貼ると、どこに何があるか一目で分かるようになり、物を探す時間も減り、掃除も楽になり一石二鳥です。
【まとめ】
片付けができるようになると、部屋のホコリや汚れが少なくなり、アレルギーのリスクが低減したり、健康面での効果も期待できます。また、居心地の良い空間は、リラックスできる場所になり心身のバランスが取れた充実した生活が実現しやすくなります。今回ご紹介したポイントがみなさまのお役に立って、今年の年越しはキレイな部屋で気持ちも新たに前向きな1年のスタートを切るきっかけになれれば嬉しいです!