2月になると大学入試や私立の高校入試が始まり、3月には公立の高校入試があります。入試以外にも大事な場面は数多くあります。大事な場面だと緊張して自分の力を十分に発揮できない人も多いと思います。緊張しないことは難しいですよね。
でも、緊張と上手く向き合うことが出来れば、自分の練習の成果を発揮することが出来ます。では何をしたら緊張と上手く向き合い、付き合うことが出来るのか一緒に考えてみましょう。
【ポイント1】身体を安定させて余分な力を抜く
緊張するとふわふわした感覚で足元の安定感がなくなります。また、身体と感情は連動しているため緊張すると顔がこわばります。そこで身体を整えて気持ちを引っ張ることが大切です。試験や面接の前に深呼吸をすることで気持ちを落ち着かせることが出来たり、身体がリラックスします。そして、「大丈夫」「いける」などポジティブな言葉を自分にかけることで自信を持つことができます。
【ポイント2】本番の場に慣れる
新しい環境や本番の状況に慣れることで、不安感を軽減し、自信を持って行動できるようになります。可能であれば事前に会場に訪れたり、本番の状況を体験することで、周囲の雰囲気や人々に慣れることができます。また、似た経験を積むことで、次回同じような状況になった際の緊張感も緩和されます。慣れがもたらす安心感は、心の余裕を生み出し、パフォーマンス向上にも繋がります。さらに、リハーサルや練習を行うことも有効です。実際に行動することで、場に対する理解が深まり、体が自然に動くようになります。緊張を感じる場面に繰り返し身を置くことで、心身ともに準備が整い、緊張感が軽減されます。緊張を感じることは自然なことですが、場になれることで、その感情をうまくコントロールし、より良い結果を引き出すことができると思います。
【ポイント3】身体を軽く動かす
試験以外でも人前に立つことなど緊張することは様々ありますよね。緊張すると筋肉が固まってしまいますが、筋肉をほぐすことができれば体だけではなく、心のリラックスにも繋がります。時間に余裕があったり場所にゆとりがあったら、歩くことやストレッチなどができたら良いですが、肩に力を入れて一気に緩めたり、首を回すなど簡単なストレッチでも効果がありますので、ぜひやってみてください。
【まとめ】
大事な場面の時に緊張することは仕方ありません。緊張した時にどう対応できるかで自分の力を発揮できるかが決まります。
できるだけ緊張しないように準備をすること、緊張した際はその緊張をどうほぐせるのかを考えることが大切です。
緊張を味方につけて自分の力を最大限に発揮するために、事前の準備と緊張への対応方法を身に着けて、緊張しても焦らない冷静な対応を心がけてみましょう。